あだ討ちありがとう!

満点
私は子供の頃算数や数学が大の苦手でした。
小学生の頃一度つまづいてからわからないままでいたため、それからずっと得意になることも好きになることもなかったんです。
中学生になった我が息子も私と同じで文系タイプ。
国語のテストは得意ですが数学はまぁフツー程度でした。

親が算数や数学へのコンプレックスがあるため、いつも息子には「数学でいい点を取ってくれたら嬉しいな!」と言っていました。
もちろんプレッシャーをかけるつもりはなく、冗談まじりに「数学ができたらかっこいいよ!」というようなノリです。
心のどこかで自分ができなかったことを成し遂げてほしいという期待もありましたが、親の理想を背負わせるつもりはありません。
ただ、息子ならもっとできるのにという悔しさもありました。

息子はどこか私の気持ちをわかってくれていたような気がします。
いつももうひと声というような点数の数学のテストを見て「今に見ていろ!」と言っていました。
それは私への対抗心なのか、数学への強い思いなのか、はっきりとはわかりませんでした。
親をぎゃふんと言わせたかっただけなのでしょうか。
しかし、私は都合よく「数学を倒してくれるのね!待ってるよ!」なんて思って聞いていました。

そこで先日のテストです。
中学生になり、ずっと微妙な点数だった数学のテストで息子はついに満点を取ってくれたんです。
そして「やってやったぞ!」と。
かっこよかったですね。
あだ討ち成功といった気分でした。
息子のテストと私の成績は関係ありませんが、親子で戦っていたのだと感じることができた喜びがありました。
また、息子は自分のためだけではなく私のためにも戦ってくれていたんだと感じ、息子の愛を感じました。

親子って不思議だなと思います。
こうやって親の思いを叶えてくれることで絆が深まり、親は自分のことのように喜べるのですから。
私も思わず「ありがとう!」と言ったのですが、その時の息子のしてやったり顔はずっと忘れないと思います。

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